誰かに合わせる為や自分を封じ込める嘘は止めた方がいい
殆どの人は嘘をついたことがあるはず。むしろ小さな嘘を含めるとほぼ毎日のように嘘をついていたりする。その嘘は他人に向けてだけじゃなくて自分に対する嘘も多い。
他人への嘘は、誘われて断り辛いから予定があると言ったり、年齢を誤魔化してみたり、好きな人がいるのにいないと言ったりすること。軽い感じの面白い嘘であればよいけど、その嘘で自分を守ったり、正直に言わなければならないことを言わずに誤魔化し続けるような嘘をつく人は好きになれない。そういう嘘はすぐに分かってしまうが、敢えて指摘をすることも無い。自分の中ではこういう正直でない人と付き合うのは止めようと思うだけで、連絡を取らないようにする。この先、損をするのは本人だけだから。
そして本当に辛いのは自分への嘘。お腹空いてるのに空いて無いとか、行きたく無いのに行きたいとか、この仕事キライなのに好きだという様な嘘。人と付き合い始めの頃によくある、「誰かに合わせる為や自分の思いを封じ込める嘘」は続けているとココロが傷ついていく。自分が何かを諦めることで誰かが良い思いをしたりできるのだけど、それよりも自分を1番大事にした方が絶対に良い。自分を犠牲にするような嘘は絶対にだめ。それをずっと続けてきてしまった自分が過去を振り返って考えてみると、自分の思いとは大きく道が逸れてしまっていることに気付かされる。
思いを押し通せば、わがまま、自己中心的、自分勝手と思われる。もしかすると、親しかった人と喧嘩になったり、別れたりしてしまうこともある。だけど、自分の思いを押し殺してまで「自分に嘘」をつく必要なんか無い。
正直に思っていることや、やりたいことを相手や周囲に伝えて、相手の思いとアダプトしてお互いの妥協点を見出せばよいだけだと最近になってやっと思えるようになった。
自分が正直であるのは今も昔も変わらない。他人に嘘をつくのは嫌いだし、そもそも嘘をつくことが下手だから。嘘をつくくらいなら本当のことを言って謝って、許してもらう方が楽だしココロがすっきりとする。
そのせいで仲良かった親友と疎遠になったり、数分前までニコニコしていた二人が険悪なムードになってしまうこともしばしばあった。でも、それは偽りの仲であって、その後、どう取り繕っていても時がくれば別れていく。合わせられないのではなくて、無理に合わせなくなったのは「自分を一番大事にしたいから」なのだと思う。そうしてみて気付いたことも多く、またいつか書いてみたいと思います。
Photo
場所 : 愛知県岡崎市
被写体 : 縁結び絵馬
撮影ポイント :