猫の譲渡会に行ってきたけど、いまだに飼う決心がつかない

日間賀島-猫-0917 Diary

自分は小さい時、家の事情で親戚のおばさんの家に半年間ほど預けられていた。親戚の子たちは日中、学校へ行ってしまったので自分の遊び相手はもっぱらそこで飼われていた2匹の猫。名前はチョメとミケ。そんな時期があったのでそれから猫が大好きで、いつか自分で猫を飼おうと思っていた。本当は社会人になり、一人暮らしをして直ぐに飼う予定だったけど、なんだかんだ障害になることがあった。

もう社会人になって数十年。未だに猫を飼えずにいる。

現在は出張で2-3日家を留守にすることもが多い。そして一人暮らし故、日中は猫をかまってやることも出来ない。「猫は気まぐれだし、日中は寝ていることも多いのでそんなに気にすることは無いよ。」と飼っている方から聞いたが、日中もいない、夜の帰りも遅い、定時のエサやりもままならない状態では、本当に飼う資格はあるのだろうか・・・?と考えてしまう。出張の度にペットホテルなどに預けるとお金もかかるし、送迎の時間も確保しなければならない。そう考えると、もうペットではなくてずっと手のかかる子供を育てるようなものと同じだなと思った。

そんな自分は子供を育てている。もう20歳になっているので子育て終了と言いたいところだが、まだ、なんだかんだと手がかかることは多い。こう言ってはなんだが、子供を成人にするまでに自分は多くの代償を払ってきた。20代の時には既に子供が二人いたので、金銭面やその他のことでも多くの苦労と我慢をしてきた。一言でいうと「大変だった」
夜中にわんわん泣いて起こされ寝不足になったし、急に熱を出せば夜中でも救急病院に行き、保育園の送り迎え、一日中運動会を見学したり、進学する時は物入りでお金を使い、態度が悪い時はしつけのために本気で怒ったりもした。今ではいい大人になって昔話をして笑ったりする。

そんな中、今日は猫の譲渡会というのに行ってきた。町で保護した猫がボランティアさんの手によって育てられ、ワクチン注射や検査や去勢などが済んだ後に里親として譲り受ける仕組み。ちょっと前まで自分はそういうものがあると知らずに、基本猫はペットショップで買うものだと思っていた。当日は数十匹の猫がいたけど、結局は自分の心の整理が付かず、あっという間に帰ってきてしまった。本当はスゴくスゴく飼いたいのに、留守番させる機会も多かったり、何匹かいる猫のうちから一匹だけを選ぶジレンマなどもあって、飼うのはもう少し先送りになりそうです。

Photo

場所 : 愛知県知多郡
被写体 : のら猫
撮影ポイント :

コメント

  1. […] 先日、ボランティアの保護猫の譲渡会に行ってきた。そしてずっと猫を飼いたいと思っていてやっと決心がつき一匹の猫を引き取ってきた。譲渡会ではその場で猫を抱っこできたり、気に入った猫がいれば引き取ることもできる。譲渡費用として3万円を支払う仕組みだが、すでに3種混合ワクチンや去勢手術も施されていて、飼い方や困った時などはいつでも相談できる非営利団体となっている。なぜ自分は猫が飼いたいか?という話については以前の記事に書いてあるので良かったら読んでみてください。 […]

タイトルとURLをコピーしました