スマホの通知設定を変えると変化が起きる
今では無くてはならないスマホ。若い人達がその年代からこの便利なツールを持てるのはとても羨ましいなと思います。自分が高校生の時は「ポケベル」社会人でやっと「PHSや携帯電話」を手に入れた状態でした。人とのやりとりは直接電話かショートメッセージかメール。やり取りは基本1対1しかありませんでした。若い人はこの「1対1」を強調する意味が分からないかも知れませんが、LINEやTwitterなどSNS通常機能である、「グループ」というものは無かったので、3人・4人で遊ぶ話になると全員に、しかも個別に連絡をとり調整する必要があったのです。メールなんてまどろっこしいので、そういう時は直接電話をしていました。
自分はせっかちな性格なのでメッセージがくると「すぐに返信しなきゃ」「返信したい」という衝動にかられます。仕事の時も同じく、基本自分がボールを持っているのが嫌で、すぐメール返信して自分が抱え込まないようにしていますが、最近のSNSはその性格と行動が自分にとって仇となっています。自分の場合は他に迷惑をかけるような人はいないので仕事以外、マナーモードにしていませんでした。音もバイブレーションもONです。そうすると、早朝・深夜関わらず通知が鳴り、誰かからメッセージがきたことを知って、それにすぐ反応してしまってました。ここまでは自分が大変なだけであって自業自得なのだけど、送った相手の反応が数時間や半日、1日と遅いとイライラしてしまう自分がいました。相手がどんな状況なのかもわからないのにです。
話は少し変わるけど、ちょっと前に居酒屋で、隣の席にカップルが座って二人のスマホの待ち受け画面を見えてしまうことがありました。その時二人ともTwitterやLINEやメールのバッジ(何通通知が来てるかわかる赤丸数字)が20も30も未読が溜まっていてショックを受けたと同時に・・・
「これが普通なのか。逆に自分が病気だなコリャ」
と、思ったのです。今まで自分のスマホは赤丸数字が残っていることなんてまずありえません。多くての「①」・・・「③」なんてなっていたら、「俺は気を失っていたのか・・・?」と思うほどです。
試しにスマホに入っているアプリのありとあらゆる通知をオフにしました。スマホは常にマナーモード、バイブレーションも切りました。自分が時間がある時、そのアプリを見にいった時だけ誰かからのメッセージやイイねを確認するようにしたのです。そうするとイライラすることがなくなりました。自分が即リプしない・出来ないので相手それを求める理由もありません。
本当に緊急なら電話をかけてくるだろうし、メッセージを見逃したり、捨ててしまったとしても、必要ならもう一度送ってくるだろうし、という緩くスマホと付き合うことにしてみたのです。但し、仕事のスマホだけはそうもいかないですけど。
マイナス面としては、コミュニケーションの量が減ったことでしょうか?それと1つの送信でカバーしようとするので、文章が長くなりがち、入力画面が小さいので誤字に気が付かないことが多くなったくらいです。もしかしたら、「最近あいつ冷たくなったな」とか「忙しい日々が続いているのかな?」と勘違いされている可能性もあります。コミュニケーションが減ってしまうのはちょっと痛いですが、もしかしたらこの位の方が良いのかも知れません。しばらくこの状態を続けてみようと思います。そして何かまた新しい発見があったらここに書いてみようと思う。
Photo
場所 : 名古屋市中区
被写体 : 久屋大通庭園フラリエの噴水
撮影ポイント :